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普通のおばちゃんがやっている生活の工夫

受験の友 学童代わりに公文教室に通いました

受験の友 こんな風に我が家は受験を乗り越えました vol.13 学童代わりの公文教室

その2回目「公文編」です。

 

我が家は転勤族だったので、中学受験は無縁と思っていました。

なぜ、小1から公文に通い始めたかというと、学童代わり でした。

 

このおかげで、何とか大学受験まで「算数・数学」に食らいつくことができたのかもしれません。

これはあくまで我が家の場合ですが、参考になればと記事にします。

 


1.通い始めた動機と通い始めるまで

私は子供が小学校に入る前年に体調を崩し、フルタイムからしばらくパート勤務をしていました。

とは言っても、小1は学校が終わるのが早いのです。

 

学童の見学にも行きましたが、娘がどうしても嫌がった & 週3日預かってもらえれば仕事ができました。

 

そこで週3日のうち、1日間がスイミング、2日間は公文教室になりました。

 

この公文についてですが、友人のお母さんは、長年自宅で公文教室をされています。

友人曰く、公文では本棚が用意されており、プリント学習が終わった後もお母さんが迎えに来るまで読みながら待ってる子がいるよ。

それも30分、1時間読んでる子もいる、教室によって違うから聞いてみたらとアドバイスをくれました。

 

ここでの奇跡は、当時の我が家から歩いて30秒のところに公文教室があったことです。

ここなら、帰宅してランドセルだけ家に放り込んで、または背負ったまま公文に行けるかも!

ラッキーといか言いようがありません。

 

おまけに大きな教室で、中学生もいるので夜9時までやっていて、待ち合いも広く本もたくさんあります。

 

先生に事情を話して、私が迎えに行くまで本を読んで待っていてもかまわないかとたずねたところ、気持ちよく引き受けてくださいました。

公文の先生が神様に見えました。

 

1教科だと時間を稼げないので、国語と算数の2教科にしました。

 


2.プリントは毎日10枚やりました

教室では、5枚×2教科=10枚 をこなします。

そして通わない日も毎日同じ数の宿題をもらってきました。

5枚という枚数は、娘にとっては十分すぎる枚数でした。

 

国語は順調に進みましたが、数字のセンスにかける娘は、算数に四苦八苦でした。

算数の宿題が進まずに、私に食って掛かってきたり、できずに泣いたりもしていました。

 

算数だけ3枚にしてもらうように言っても、負けず嫌いの娘は「それは嫌」と、減らさずに取り組んでいました。

終わったプリントを紐で綴じあげていて、プリントの山が高くなるのが励みだったようです。

 

旅行中でも、休むとプリントが進まないからと、新幹線やフェリーでもやってました。

私は実はこれが嫌で、旅行中は日々の生活を忘れて欲しかったのですが、拒否されてしまいmした。

どんどん進みたいという気持ちが強かったようです。

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3.学習習慣がつきました

1日10枚のプリントを進めるために、毎日ちゃんと取り組んでいました。
(平日は、受験の時より長い時間勉強していた説もあります)

 

国語は小4の夏休みまで続け、算数は小5の5月ころまで続けていました。

だんだんと進むにつれて、プリントを仕上げるのに時間がかかります。

国語はいくら読書をしていても、古文になったらしんどかったようです。

 

小4で2教科やっていたころは、毎日宿題をこなすのに2、3時間かかっていたでしょうか。
本人も、眠いけどプリントは進めたい。

公文には当時表彰制度があり、表彰もされたいとジレンマに陥っているようでした。

 

もう国語は十分進んでいるからとなだめすかし、算数だけ続けることにさせました。

 

その後も算数は、四苦八苦しながら進めていました。

学校の宿題の量が多い日は、夜11時過ぎまでかかったこともあります。

眠気と闘いながらやっていたのではないでしょうか。

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子どもは続けたがったのですが、もっと小学生らしく身体を動かしたり自然と親しむ経験をしてほしいと私が辞めさせてしまいました。

 

今考えるとこの時もっとやらせておけば、と思うこともあります。

さらに難易度の高い大学へ進学できたのかな、と頭をよぎりますが、逆につぶれてしまっていた可能性もあるのでわかりません。

  


4.急な中学受験に対応できたのは公文の習慣のおかげ

公文を辞めた時点では、中学受験は眼中にありませんでした。

毎日近所のお友達と暗くなるまで遊び、DSにも夢中になり、と週1で通い始めた英語教室以外は自由な時間を過ごしていました。

 

それが、小5の2月に降ってわいたように中学受験を目指すことになりました。

 

もし、公文をやっていなかったら、国語や算数の学力も低かったでしょう。

なによりも、日々の長時間の学習に耐えられなかったと思います。

 

あの、公文の宿題に費やしていた時間は、本人にとって体にしみついていいたようです。

 

入塾後、やはり宿題に追われることもあり、夜11時ころまで勉強をしていたこともありました。

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その時、本人が「公文はもっと遅い時間までやってたね」と言っていました。

確かにその通り、遅い時間までやっていたこともありました。

 

  



学習習慣は一朝一夕にはつきません。

乗り越えられたのは、公文での学習習慣のおかげだと思います。

 

ちなみに、公文教室はたくさんあります。

我が家は、途中での引っ越しによる教室変更も経験しました。

 

通った教室は、空いている時間や雰囲気も異なりました。

大人数/少人数、大規模/家庭的、保護者面談や季節のイベントの有無 などなど。

もし、通われるのであれば必ず見学に行き、お話を聞かれることをお勧めします。