受験の友 こんな風に我が家は受験を乗り越えました vol.7 鉛筆削り
マークシート用鉛筆
最近の子は鉛筆を削れない、ましてや使わない、その通りです。
これは我が家の「電動鉛筆削り機」です。
子供が小学校に入学したころは使っていましたが、3,4年生のころからか、シャープペンシルを使うようになり埃をかぶっていました。
しかしまた鉛筆を使う時期が来るんです、マーク試験のために。
まずは、マークシート用鉛筆を購入
中学受験が迫った12月、塾の保護者会なるものに出席し、必ず鉛筆も持たせるようにいわれました。
1.鉛筆のほうが、マークを塗りつぶしやすい
確かに少々太さのある鉛筆の芯のほうが塗りつぶしやすいです。
2.シャーペンでは読み取れない可能性がある
鉛筆の芯は、黒鉛と粘土でできていますが、シャーペンの芯は”樹脂”が混ざっています。
光を当てた場合、この樹脂は光を反射するので、読み取りミスが起こる可能性がある。
3.消しゴムでけしたつもりが、消し切れてなくて読み取りミスの可能性がある
シャーペンで書いた場合、消しゴムで消しても、消しきれなくて残ってしまう場合があるそうです。
そうなると、2つマークされていると判断されてしまうことがある。
そこまで神経質にならなくてもと思いますが、やはり不安は払しょくした方がよいので、さっそくスーパーの文具売り場へ向かいました。
そこには、ちゃんと マークシート用鉛筆 なるものが売っています。
もちろん普通の鉛筆より若干高いお値段です。
受験生の心情につけいってるなぁと思ったものの、当然のごとくお買い上げでございます。
ここで鉛筆削りの出番です!
当たり前ですが、鉛筆というもの最初は尖っていても、だんだんと先が丸くなっていきます。
芯を折ってしまった場合、シャーペンのようにノックするわけにいかず削るしかありません。
心配なら大きな筆箱に10本ほどもっていけば足りるでしょうが、そこまでしなくても、となると「鉛筆削り」の出番です。
そう、電動や手回しの大きなものではなく、昔ながらの小さな「鉛筆削り器」です。
これも文具売り場で一緒に購入していました。
当初、子どもはもちろん使えません。
うまく削ることができずイライラ、時間がかかるうえに芯を折ったしまったり。
そうです、最近の子どもはこれもうまく使えなかったのです。
だんだんとうまく削れるようにはなりましたが、受験本番あたりでも、親が見ていてイライラするレベルでしたが。
子どもに聞くと、受験当日1ダースの紙箱に、削った鉛筆をいれて持ってきた子もいたそうです。
特に小学生の場合、「鉛筆削り」って案外盲点ではありませんか。
早めに買って練習しましょう。