受験の友 こんな風に我が家は受験を乗り越えました vol.22(懸賞に当たり、演奏を聴きました)
正直、我が家はクラシックにいそしむような家庭ではありません。
娘もピアノを習ったことはありません。
こんな我が家ですが、なぜか昔からテレビ朝日の「題名のない音楽会」と、年始のカウントダウンテレビ東京の「「東急ジルベスターコンサート」だけは視聴しています。
あとたまに、子どもの友達のピアノの発表会に足を運んだり、安いチケットを入手した折には東京文化会館でオーケストラも聴いたことがあります。
辻井伸行さん、中村紘子さんの演奏に当たった!
こんな我が家ですが、娘が小5の時に辻井伸行さん、中村紘子さんの『展覧会の絵』を続けて聴く機会に恵まれました。
超一流のピアニストのお二人です。
実は、これも購入したものではなく、懸賞に当たったものです。
夫婦とも大の面倒くさがりやで、懸賞に応募することもないのですが、たまたま申し込んだら当たったのです。
ビギナーズラックというか、本当にラッキーでした!
辻井伸行さんの方は、テレビ朝日の「題名のない音楽会」の収録が当たったものです。
また中村紘子さんのは、サントリーホールでの演奏会は、夫が懸賞に申し込み当たったものです。
夫は中村紘子さんが聴きたかったようですが、単身赴任先から戻ることはできず、結局は2回とも母娘でで出かけました。
同じ曲とは思えないくらい違う
やさしく、透き通るようで心に染み入る辻井伸行さんの演奏はすごく心地よく、娘が寝てしまうのではと冷や冷やでしたが最後まで聴き入っていました。
そして中村紘子さんは、椅子に座っていた中村紘子さんの腰が少し浮いたかのように、両手を思いきり振り下ろして力強い響き情熱が伝わてきました。
たまたま先週末に、娘とピアノについて話す機会がありました。
娘は今でも、このおふたりの『展覧会の絵』については、鮮明に覚えています。
どちらが優れているということではなく、どちらも個性的でそして素晴らしかった。
「もう中村さんはお亡くなりに、生きておられても無理だろうけど、連弾か2台のピアノでこの曲を弾いて欲しかったなぁ」と。
連弾はさておき、また大学生になった今、このお二人の生演奏をききたかなぁと言ってました。
中村紘子さんのご逝去は本当に残念です。
クラシックに興味はないんだけど、辻井伸行さんの演奏だけは、また生で聴いてみたいそうです。
その理由は「気持ちが落ち着くから」とのこと。
ちなみに、大学受験の勉強の際は(実は、あまり家ではやらなかったのですが・・・)、BGMにクラシックを流していました。
上の経験と関係あるのかはわかりませんが・・・
一流と振れるという経験は、重要なことなんですね。