【さわの日々.com】

普通のおばちゃんがやっている生活の工夫

受験の友 伝統芸能にふれる1(映画1本の値段で歌舞伎鑑賞)

 

受験の友 こんな風に我が家は受験を乗り越えました vol.15 親子で楽しむ歌舞伎教室

「夏休み親子企画」をご存じですか?

 

夏休みに、国立劇場で「夏休み親子企画」というものをやっています。

時期外れな記事ですが、小さいお子さんがいらっしゃれば、頭の片隅に置いておいて損はないかもと思います。

 

直接、受験とは関係ないのですが、ぜひ小さいうちに子どもを日本の伝統文化にふれさせたいと思って連れて行った「親子で楽しむ歌舞伎教室」について記事にします。

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「親子で楽しむ歌舞伎教室」、は2019年度は、20回目だったようです。

歌舞伎だけではなく、国立劇場では他にも狂言」「能」「演芸(落語等)」「文楽」「舞踏邦楽」について同様の催しも実施されています。

 

私は、たまに同年代の友人と一緒に歌舞伎座国立劇場に足を運びます。

大好きというほどではないのですが、たまに観劇します。

日本の伝統文化に触れるとホッとするというか、ゆったりとした気持ちになるというか・・・

 

我が家では、初めて子供を歌舞伎鑑賞に連れて行ったのは、小4の夏休みです。

通勤途中の駅にたまたま貼ってあったポスターで、この夏休み企画を知りました。

 

歌舞伎・宝塚・劇団四季、この3つについては、小学生のうちに最低1回子供を連れて行くと決めていました。

一流の舞台を小さいうちに体感させたかったからです。

 


 

生の舞台を体感させたい

 

私は関西で育ちました。小5の時、宝塚大劇場で「ベルサイユのバラ」を見て衝撃を受けました。

 

こんな夢のような世界があるのか、音楽も迫力が違う、スターさんの息が聞こえてくる!

客席も含めてベルサイユのバラなんだ、と興奮しまくった記憶があります。(表現が下手でスミマセン)

 

生の舞台は、舞台と観客が一体してその日の公演を作り上げていくものだと思っています。

撮り直しができる映画やテレビと違い、演者さんもその日の公演のために体調をととのえ、全力で観客に魅せてくれます。

 

この魅力は、時間とお金をかけても行く価値ありと思っています。

 

子どもが将来どのような進路にすすみ、どのような分野に興味をもち、職業につくのかはわかりません。

小学校時代は、子どもの土台作りをする時期で、いろいろな体験をさせると良いのかなと思います。

 

そして、生の舞台体験として、この3つは鑑賞させたかったのです。(家族に言わせると、単に私が観劇をしたいだけだろう、いう話もありますが・・・)


あまり小さいうちに連れて行くと、まわりの観客にも迷惑をかけます。

まあ、小4ならおとなしくできるかと判断したのと、お値段の安さです。

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「親子で楽しむ歌舞伎教室」

毎年国立劇場で実施されます。

2019年のページにリンクを貼っておきます。

 

2019年親子で楽しむ 夏休み親子企画  

https://ticket.ntj.jac.go.jp/oyako2019/index.html

 

【チケット代】

・大人→1等席は 2,000円、2等席は 1,500円

・子ども→1、2等席とも 1,500円

 めちゃくちゃお得です! 映画1本のお値段です。

 子連れが多いので、周りに気兼ねすることなく連れて行けるのも魅力です。

 

入場すると、子供向けに「わかりやすく解説がはいったプログラム」も配布してくれます。

 

最初に若手の役者さんが出てきて、子どもにもわかるように歌舞伎の説明をしてくれます。

例えば、舞台について「花道」はうんぬんかんぬん・・・てな感じですが、今風にアレンジしてくださって子どももうなづいていました。

(最初の頃は、中村隼人さんや尾上松也さんもこの解説をしてくださってました。)

 

そして、演目が始まります。子どもも先ほどの説明を聞いたので、興味深げに静かに観ていました。

 

幕間の休憩では、「おにぎり弁当」を買い、第1幕の感想などを話しながら食べました。

最後はお土産です。蒔絵シールを購入し、自分のガラケーに慎重に貼っていました。

 

その後も、映画1本の値段で見ることができるこの企画はお気に入りとなりました。

買い物と抱き合わせで、2010年~2017年まで断続的に観にいきました。

 

 

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余談ですが、高校になり、娘は学校から国立劇場での「義経千本桜」の鑑賞に行きました。
本人は、昔これと同じ公演を「親子で楽しむ歌舞伎教室」で観たことがあります。

めちゃくちゃ自慢げに友達に解説をしたそうです。

 

 


良い席で観たいよね

このチケット争奪戦に勝つためにはちょっとコツがあります。

このめちゃくちゃお得なチケットですが、良い席を確保するには準備が大切です。

良い席はすぐに売り切れてしまいます!

 

例年5月ころに国立劇場のサイトで詳細が発表されます。

インターネットと電話での申し込みができますが、席を見ながら購入できるのでネットがお勧めです。

 

また、事前に国立劇場のインターネット会員登録(無料)が必要です、お忘れなく。

そして、発売日の開始時間前にパソコンかスマホで開くことができるページまで開いておき、開始とともに申し込みをするイメージです。

初年度はこれがわからず、かなり後ろの方の座席になりました。

 

ホンド、みるみる間に良い席が埋まっていきます。

出遅れてしまったら、電話という方法もあります。

例年、ネットとは別日の売り出しです。たぶん別に枠が設けられているようなので、これを狙っても良いかもしれません。

 

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夏休みに、ディズニーランドへ行く計画などあれば、抱き合わせでこれをご覧になるのも良い思い出になるかもしれません。

 

(このほかに、狂言・能も鑑賞しているので、長くなったので次の記事に載せます。)