「仕事の忙しさ」と「プラスチックごみ」の量は正比例する
忙しくなるとお弁当を買ってしまいます
9月に入り、プラスチックごみの量が減りました。
私の住んでいる地域では、毎週月曜日が「容器包装プラスチック」=プラスチックごみの収集日です。
8月は、45リットルのごみ袋が1週間でいっぱいになりました。
それが今月は、30リットルのごみ袋を使っても、まだ8分目にみたない週もあります。
今年も5月、8月はとにかく我が家のプラスチックごみは大量発生しました。
その原因はというと「お弁当の空き容器」です。
5月と8月、私の仕事は一番の繁忙期です。
残業をすることも多く、そうなると帰って夕飯を作るのは面倒だし、ついついスーパーやコンビニ、駅前の総菜店に立ち寄り「お弁当」を買ってしまいます。
レタス・キュウリ・ツナ缶でもあければ、皿にもれば「サラダ」の完成ですが、これさえも「プラ容器に入ったサラダ」を購入してしまうこともしばしばです。
食べ終わった後は、そのまま捨てるのはしのびありません。
生ごみは捨てて容器は洗って乾かして、容器包装プラスチックゴミにしています。
こんな生活が続くと、いっきょにゴミの量は増えて45リットルのごみ袋は、パンパンになり、上から押して押して袋の口を縛るという有り様です。
簡易容器は優れている
お弁当の容器には、たいてい仕切りがあります。
しっかりとプラスチックの仕切りがあるので、横のおかずの味が移るのを防いでくれています。
さらに汁がでそうなものは、おかずカップやバランが使われています。
そしてお弁当用のレジ袋にいれてくれるので、水平に保って持ち帰ることができます。
私も、お昼のお弁当は長年作りました。
味が移らないように、おかずカップやバランを使い、何種類かのおかずを詰めていました。
しかし、卵にかけたケチャップが横のホウレンソウにはみ出ていたなどの苦情を受けていました。
それは、あなたの鞄への入れ方が悪いからだ、みたいなやり取りが思い出されます。
もちろん、買ったお弁当でも味が移ることはあるのですが、断然少ないです。
次の繁忙期は10月後半です。またきっと、持ち帰りお弁当のお世話になってしまうと思います。
作れば、環境にも家計にも身体にもやさしいのはわかっていますが、時間と労力を考えるとやっぱり買うことでしょう。
楽を覚えたら、なかなか脱却するのは難しいです。
弁当は、帰宅してレンジでチンするだけ。カップサラダはそのままテーブルに置くだけで夕飯にありつけるのは魅力的です。
プラスチックストロー廃止
スタバ、マック、すかいらーくなどではプラスチックストローを廃止する旨がアナウンスされています。
歩きながら飲むときに、プラスチックの蓋をかぶせてストローがささっていると、揺れてもこぼれることもなく安心して飲めます。
私もお世話になっています。
スタバでは、アメリカなどでストローが不要な蓋が登場しているようです。
今、プラスチックごみの減量が叫ばれています。
人間は、便利なことを覚えるとなかなか、そこから脱却できない生き物ですね。
「ストロー」、たかが「ストロー」を廃止するだけでも、大きなニュースです。
私も決められた分別はしていますが、声高にごみ問題を叫ぶほどの知識もありませんし、主義主張もありません。
明日の朝に出す「容器包装プラスチックゴミ」をまとめながら、
「便利」な生活と「環境問題」についてどう折り合いをつけるか
を考えるべきなのかもしれません。