【さわの日々.com】

普通のおばちゃんがやっている生活の工夫

ブラウスの中にセミが入った2 翌日

セミファイナルが怖い2

管理人さんのおかげです

昨日の朝起きてベランダを覗くと、ブラウスは床に落ちた(放置された)まま。もちろん、扉はあけずに再びカーテンを閉めて出勤しました。娘は夏休みのため、バイトを終え3時過ぎに帰宅。

(ここからは娘に聞いた話)

 

するとマンションの廊下にセミが落ちていました。

娘は、小さいころ床に落ちていたセミが死んでいると覗き込んだところ、突進されてからダメになったようです。

娘にとっては、落ちているセミは鬼門です。しかし通らないと自室にはたどり着けません。

 

通りがかる人もいなかったので、 意を決してエレベーターを降りて管理人室へ飛び込みました。

そして、セミが落ちていて通れないから、拾ってください」と。

親切な管理人さんと一緒にエレベータにのり、セミを取ってもらいました。

 

そして今度は、自室の前までたどり着くと、セミが落ちています、それも2匹

再び管理人室へ踵をかえし、「部屋の前でセミが2匹死んでいます、とってください。」そしてまた回収してもらったらしいです。

 

変なところで肝が据わっている娘は、さらに管理人さんいお願いをしました。

「実は、母が洗濯物をたたんでいると、ブラウスにセミが入っているのがわかり、ブラウスは母がベランダに投げました。でもそこにセミがいると思うと、怖くて怖くてたまらない。母も怖くてさわれない、何とかなりませんか?」と。

 

さすがに家の中に入るのは憚られたのでしょうが、細い長い棒をもって再び部屋に来てくれました。

「ベランダの扉をこの棒が通るだけ開けて、棒に服をひっかけて振ってごらん。この太さだとセミは通れないから部屋に来ないので大丈夫だよ」と。

 

他人に言われて、親切に棒まで持ってきてくれたらやるしかないと思い、玄関扉は全開で管理人さんに立っててもらい、勇気を振り絞って言われた通りにしました。

最初は1センチ服を持ち上げるのもドキドキだったらしいですが、かなり持ち上げてもセミは出てこなかったのです。

ホッとして棒を管理人さんにお礼を言って返したそうです。

しかし服は放置されたままです。

 


決死の覚悟で、ブラウスを回収

そして、私は帰宅後このいきさつを聞きました。

娘は、自分がここまでやったのだからお母さんがブラウスを回収してと言うのです。

「はぁ? 回収? 何を馬鹿なことを! お父さんが帰るまでそのままでいいでしょ」、と言って気付いたのです。

 

そのブラウスの奥にあるストッカーにごみ袋を入れています。

夏だし、ごみもそのまましておくわけにはいきません。頭はフリーズ状態です(^^; 写真が ”あみあみ” なのは、網戸の内側から撮影したため

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「なんでその細い棒を借りたままにしてくれなかったのよ」と、娘に暴言を吐きながら心臓はバクバクです。

 

前回も登場したフローリングワイパーを手に、ベランダの扉を棒が通るだけあけて、娘と同じく服をそっと持ち上げました。

そして30cm、50cm、つぎに棒を服に絡ませ上下に振ってもセミは落ちてきません。

45リットルのごみ袋を広げて、思い切ってベランダの扉を開けて、「せいのー」でブラウスをごみ袋にいれて口をしばりました。

 

スリッパを履いたまま、そーっとごみ袋を踏みましたが反応はなく、セミはいないことがわかり胸をなでおろしました。

 


ゴミ袋に入ったのブラウスは放置状態

そして今日、まだ服はごみ袋に入ったままです。とりあえず和室の端にありますが、夫が帰宅するまで口をあけることはないはずです。

そして思ったことは、やはりブラウスの中のセミは生きていた...ということは、もし部屋で飛ばれたらパニックになったろう... 恐ろしやセミファイナル。 

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でも決してセミさんは悪くありません!

同じ場所に生きているのにうまくお付き合いできない、私たちがダメなんです、きっと、いや絶対に。

 

PS.セミのフリー素材を探していてもドキドキします、情けない...今「セミオトコ」見ながら書いてます。山田涼介くんはカワイイね。