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受験の友 伝統芸能にふれる2(能と狂言をお手軽に鑑賞)

受験の友 こんな風に我が家は受験を乗り越えました vol.16 親子で楽しむ能、狂言

「夏休み親子企画」能と狂言

「夏休み親子企画」の2回目です。

 

前回の記事は「歌舞伎」でしたが、

・「親子で楽しむ能の会」

・「親子で楽しむ狂言の会」

も鑑賞したことがあります。

これらの会場は、千駄ヶ谷にある国立能楽堂です。

 

うちが連れて行ったのは、もう7年くらい前になります。

しかし、私があまりに勧めるものだから、昨年後輩ママが子連れで行きました。

話を聞くと、私が行った頃とほとんど変わりがなかったので、写真やメモ書きをもとに記事にします。

 

【チケット代】

  どちらも
 ・大人→ 2,300円
 ・子ども→ 1,000円
 やはり、お得です!

 

「親子で楽しむ歌舞伎教室」があまりに良かったので、小5で「能」、小6で「狂言」を観に行きました。

 

 「親子で楽しむ歌舞伎教室」歌舞伎編をご覧になりたい方は、こちらからどうぞ。

sleep50notenarai.hatenablog.com

歌舞伎編をご覧になりたい方はこちらをどうぞ。

 

  


 「親子で楽しむ能の会」

夫婦とも「能」を見たことはありませんでした。

まず能を知らなきゃと、NHK教育テレビで「能」の予習をしました。

 

視聴していると、退屈で娘はかなり行くのを渋りました。

しかし夫婦とも見たことがなく、親子で楽しむ会なのに子どもがいないと話にならないと家族で観に行きました。

 

JRの千駄ヶ谷駅から、国立能楽堂に向かうと親子連れが目立ってきました。

中に入ると、かわいいイラストの入ったパンフレットをいただきました。

早めについたので、ロビーで実施されていた、「楽器体験」のコーナーで大鼓や小鼓を体験させていただきました。

 

いよいよ開演です。最初に子どもにもわかりやすい解説がありました。

その後、本日の演目 「紅葉狩・鬼揃」が始まりました。

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予習をしたところ、能の詞章を聞き取るのが難しいとありました。

しかし、国立能楽堂には、座席の前にモニターがあって詞章の字幕を表示させることができます。(海外の方のためには、英語表示も可能です。)

この日は、子供向けの字幕も選ぶことができました。

 

眠くなってしまい、父親から頭を小突かれていました。

娘には、まだ「能」は早かったようです。  

 


「親子で楽しむ狂言の会

前年の「能」は、娘には退屈だったようです。

狂言はどうしようか迷ったのですが、やはり夫婦とも観たことがありませんでした。

 

娘は中学受験の勉強中でしたが、息抜きは大切というのを大義名分にして、チケットをとりました。

 

早めについたので、ロビーで「お面」をつけさせていただきました。

おまつりで売っているものとは全く違います。

伝統を感じる代物です。

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いよいよ開演です。狂言も能と同じく子どもにもわかりやすい解説がありました。

その後、「菌(くさびら)」という演目が始まりました。

 

やはり国立劇所ですから、座席の前にモニターがあって、日本語/英語/子供向けの字幕を表示させることができました。

 

狂言は、能の合間に演じられていた喜劇だったということです。

せりふ回しが多く、子どもが見ていても飽きがくることはありませんでした。

歌舞伎に比べると、テンションは低めでしたがそれなりに面白かったようです。

  


やはり良い席で観たいよね

チケットをとるコツは、前回の記事「親子で楽しむ歌舞伎教室」と同じですが、ひとつ大きな違いがあります。

 

歌舞伎は何日間にわたって、複数回の公演が設定されています。

しかし、「能」と「狂言」は各1日ずつ、1公演のみです。

 

興味のある方は、受付開始時間に申し込みをされることをお勧めします。

私たちのように、「能」や「狂言」を見たことのないパパやママも、この機会にご覧になるのも良いかもしれません!

  


娘は今、野村萬斎さんが大好きです

娘が高2の6月、「お母さん一緒に映画に行こう」と誘ってきました。

「友達と行けば?」「誰も行ってくれない」というのです。

見たい映画は『花戦さ野村萬斎さん主演の映画です。

 

私の知らない間に、娘は野村萬斎さんのファンになっていました。

野村萬斎さんと言えば、超有名な狂言師さんです。

この春には、やはり主演の『七つの会議』に、これは友達を引き連れて観に行ってました。

あの、狂言独特の話し方が好きなんだよねとのこと。

 

これと、小学校の頃に鑑賞した伝統芸能が関係するかどうかはわかりません。

しかし、何らの因果関係を感じずにはいられません。