【さわの日々.com】

普通のおばちゃんがやっている生活の工夫

寺社仏閣巡りは、今でしょ!

御朱印帳片手に寺社仏閣巡り

若い頃は、寺社仏閣には興味がありませんでした

若いころから旅行は好きです。まだバブルの灯が残っていた頃に独身OLだったので、海外旅行へも頻繁に出かけていました。

今考えると、あの時にちゃんと貯金しておけば、今頃こんな貧乏ではなかったのにと後悔することもありますが、仕方ありません。

 

もちろん国内の旅行もしました、「沖縄で潜る」「北海道をドライブ」「東京、横浜観光」当時はよくあるパターンでした。

しかしあまり足を運ばなかったところ、それが 寺社仏閣です。

 

もともと京都生まれなので、小さなころから通り道だったり、遊び場だったり。寺社仏閣は身近にありました。身近にありすぎてありがたみに欠けていたのかもしれません。

そんな私も50代、今のうちに寺社仏閣巡りをしなきゃと、御朱印帳片手にまわり始めました。

 


寺社仏閣巡りに目覚めた動機

昨年5月に、友人に誘われ高尾山薬王院へ行きました。

ケーブルカーで上り、ちょっとハイキング気分で歩き、さらに階段を上りお参りをしました。

 

江戸時代から、高尾山は信仰の霊山として親しまれていたようです。薬王院は744年に開山されたお寺です。高尾山は天狗信仰が盛んなことでも知られ、天狗は神通力を持っており、その力で人の願いや想いを叶えてくれるそうです。

外国人観光客もたくさん来られていて、大変な賑わいでした。

 

山頂で深呼吸をすると、とても気分がよく、そろそろ寺社仏閣巡りもいいなと思いながら階段を下りていました。

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階段で転倒した人に遭遇しました

歩きながら階段を下りていると、お年を召された男性2人組のうち1人が、私たちの前でよろけました。

足でももつれたのかな?と思いお声をかけたのですが、転倒したときに頭をぶつけてしまったのか、意識が朦朧とされています。連れの方も声をかけたりしながら、おろおろされていました。

私たちもどうしてよいやらわからず、急いで階段を下り社務所で事情を説明しました。

 

すぐに救急車の手配を頼みましたが、山頂なのでここへは救急車はあがってこられないとのこと。

じゃあどうするの、というと「山岳救助隊」に出動してもらい、小型の特殊救急車で病院へ運ぶとのこと。私たち2人はどうすることもなく、そこでお別れしました。

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寺社仏閣巡りは元気なうちに

こんなことがあり、寺社仏閣巡りというのは、足腰がしっかりしている今のうちから行くべきではないか、と思いました。

自分も転倒すると大変ですが、周りにも大変な迷惑をかけます。

 

そういえば京都にいた頃には、金閣寺清水寺でさえも観光を途中で参拝を断念されている年配の方を何度も見ています。

寺社仏閣にありがちな石畳は、濡れているとツルツルして今の私でも怖いです。

 

この歳になり、京都を離れて思うには、なぜ昔いろいろ見て回らなかったのかと...。後悔はありますが、若かったころは興味がなかったんですよね、これが。

京都へ帰省した時に、娘を寺社仏閣へ連れて行くと、十代の娘は退屈そうです。

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私は、歳をとったということでしょうか。

まずは足腰がしっかりしているうち、寺社仏閣巡りは、今でしょ!